児童相談所2年連続定員を割る

日本の心のケアに対する意識の低さを考えさせられる内容です。

千葉県は今年2022年6月から8月にかけて行われた職員の採用試験の結果を公表しました。千葉県の児童相談所に配置する「児童指導員」「心理」の2つの職種がいずれも定員を下回ったということです。

一時保護された子どもの生活や学習の指導を担当する「児童指導員」に合格したのは29人で定員の73人を大幅に下回りました。
また虐待が疑われる子どもの精神的なケアを担当する「心理」の職種では定員51人に対し、合格者は35人にとどまりました。
定員割れとなるのは2年連続で、全国の児童相談所で体制を強化していることなどから人材の確保が難しくなっているとしています。
千葉県は定員割れを補うため経験者の採用を進めるなど対応を検討することにしています。
千葉県健康福祉政策課の岡田慎太郎課長は「子どもたちへのきめ細かな対応を維持するためにも人材確保に努めたい」と話しています。

引き用元:NHKニュースWEB

児童相談所職員とは?

児童相談所の職員の仕事内容としてまず挙げられるのが、家庭内暴力の相談窓口としての役割を果たすことです。

児童を取り巻く問題として圧倒的に多いのが、両親による子供への暴力、虐待になります。

とはいっても、被害を受けている子どもが直接児童相談所に助けを求めてくることはないため、近所に住んでいる人など、異変を感じた人が児童相談所へ連絡をしているのが現状です。

その際に児童相談所の職員は通報を受ける最初の窓口となり、その後の対処の仕方について他の職員や専門からと慎重に考えていく事となります。

被害を受けている子供たちが、被害を受けているという事を理解することが出来ない教育体制も問題ですが、こういった児童相談所の職員になり、このような職種に就きたいと思う日本人が少ないという現状にも考えさせられるものがあります。

このように日本国民から注目度が低い分野であることは明確で、ここが問題点である事を理解している私達が少しでも声を上げていく事が大切だと考えております。

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私達の気持ちが、来期の児童相談所の職員定員を満たすことが出来る手助けになればと思います。

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